二十四節気のうちの一つ。
新暦2月4日頃(節分の翌日)で、旧暦正月(寅の月)の正節です。

花を付けた椿の木に雪が積もっている
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太陽が黄経315度の点を通過する時を指します。

旧暦では、この日が1年の始まりの日とされました。

ところが、旧暦でも月で区切る暦(満月を十五日とする)では、まだ年が明けていないのに立春が来ることがあります。
これを「年内立春」といいます。
年が明けてから立春が来たら「新年立春」といいます。

平成29年(2017年)の立春は旧一月八日なので、「新年立春」です。
平成30年(2018年)の立春は旧十二月十九日なので「年内立春」です。旧暦の平成二十九年の間に立春が2回あります。
平成31年(2019年)の立春は旧十二月三十日なので、ぎりぎり「年内立春」です。

中国の五経の一つ『礼記』月令には、この日に天子は群臣を率いて東郊に赴いて春を迎え、農業開始の日として祝ったとあります。
民間では春餅・生菜を食べて祝い、女性は美しい髪飾りをつけました。

この頃から気温が上昇に向かい、木々が芽吹き始めます。
立春の早朝、禅寺では入り口に「立春大吉」と書いた紙を貼ります。
俳句の季語で「寒明け」は立春のことをさします。

また、立春は雑節の基準日で、八十八夜、土用、二百十日などを起算する元になります。

春たつや静かに鶴の一歩より
黒柳召波
かもめ舞う立春の空耀えり
青木規子
寒明けの水美しき山の里
川島光貴