4月23日
スペインのカタルーニャ地方の守護聖人サン・ジョルディを讃える日。

赤い薔薇一輪と麦の穂の花束がたくさん
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サン・ジョルディは英語ではセント・ジョージと読み、龍を退治した騎士です。
伝説によると、龍の生け贄にされかけたある国の王女を救い、倒された龍から流れた赤い血が赤いバラに変化して咲きました。

この日は『ドン・キホーテ』の著者ミゲル・セルバンテス(1547 ~ 1616)の命日で、彼を偲んで「本の見本市」が行なわれるようになってから、一緒にお祭りされるようになりました。

同じ時期に薔薇市も開かれていたことから、女性から男性に本を、男性から女性には赤いバラを贈る習慣が生まれました。

カタルーニャでは、一輪の赤いバラに青い麦の穂を添えて花束にします。

この習慣が日本に入ってきたのは昭和61年(1986年)です。
出版業界の呼びかけで広まりました。
「サン・ジョルディの日」のお祭りをスペイン以外の国で行なったのは、日本が初めてです。

平成7年(1995年)、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)がこの日を「世界本と著作権の日」と制定しました。

平成12年(2000年)、「子どもの読書活動の推進に関する法律」により4月23日は「子ども読書の日」と定められました。