霜降(そうこう)
二十四節気のうちの一つ。
新暦10月24日頃で、旧暦九月(戌の月)の中気です。

太陽が黄経210度の点を通過する時を指します。
北国か高い山ではその名の通り、露がとうとう凍って霜になる頃です。
やがて今後、平地や南の方でも霜が下りる朝がやってくることを予告しています。
昔はこの頃から冬支度に入り、冬服や薪の準備、漬物の仕込みなどをしました。
夏鳥は暖かい所へ渡り、冬鳥が飛来し始めます。
霜降の陶ものつくる翁かな
飯田蛇笏
霜降や鳥の塒を身に近く
手塚美佐