国際女性デー
国際女性デーとは
3月8日。
明治37年(1904年)のこの日、ニューヨークの女性労働者が女性の参政権獲得を目指して開いた集会を記念して、明治43年(1910年)の第2回国際社会主義婦人会議で採択されました。
女性の解放と社会参加、世界平和を目指す国際的な行動日として、世界中でさまざまな催しが行なわれます。
日本では、大正12年(1923年)に山川菊栄らによって、東京の神田で最初の集会が行なわれました。
当初は「国際婦人デー」という名称でした。
現代の国際女性デー関連の国際団体
国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊諮問機関である国際大学女性連盟(IFUW)は、2015年以降の開発課題として、「少女と女性の中等教育、読み書き、計算の公平性と質の独自目標を掲げるよう呼びかけるとしています。
日本では一般社団法人大学女性協会が加盟していて、国内の女性の高等教育・研究助成のための奨学金および賞の授与、国内外の女性人材育成と文化交流などを行なっています。
平成23年(2011年)「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関」(UN Women)が発足しました。
活動の優先テーマとして、
1.女性のリーダーシップと政治参画
2.女性の経済的エンパワーメント
3.女性と女児に対する暴力の根絶
4.平和・安全保障と女性
5.ガバナンス・国家計画と女性
6.2015年以後の開発課題と女性
7.HIV /エイズと女性出典: 国連ウィメン日本協会
を掲げています。
また関連行事として、日本各地で女性の労働相談や集会が行なわれます。