万国郵便連合加盟記念日
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万国郵便連合とは
2月19日。
明治10年(1877年)のこの日、日本は万国郵便連合(Universal Postal Union)に加盟しました。
独立国として23番目、アジアでは初の加盟国でした。
第2次大戦中、日本の外国郵便業務は制約を受けましたが、昭和32年(1957年)から郵便業務理事会の理事国を勤めています。
万国郵便連合は明治7年(1874年)10月9日、国際郵便条約(ベルヌ条約)によって設立されました。
昭和23年(1948年)7月1日に発効した国連との協定に基づき、国連の専門機関となりました。
世界の国々を結ぶ普遍的な郵便サービスを促進し、最新の郵便製品やサービスを提供して郵便物の増加をはかり、利用者のための郵便サービスの質を改善させることを目的にしています。
また、郵便業務のために紛争の調停をはかり、技術援助を提供しています。
日本から国際郵便を利用する
日本からの国際郵便の発送方法は4種類あります。
- 船便
- 船で輸送します
- 1~3ヶ月かかりますが、一番安価です。
- エコノミー航空(SAL)便
- 日本国内と到着国内では船で輸送します。
- 両国間は航空便扱いです。
- 船便より速く(6~13日程度)、航空便より安いです。
- 印刷物、小型包装物、国際小包が利用できます。
- 航空便
- 飛行機で輸送します
- 3~6日程度で届きますが、一番高価です。
- EMS(国際スピード郵便)
- 国際郵便の中で最優先で扱い、2~4日で到着します。
- 書類や30kgまでの荷物を送ることができます。
- 料金は900円から。
手紙を送る場合の手順
- 送り方を選ぶ
- 送れるかどうかを確認する…配達が遅れている国、配達できない国があります
- 料金・日数を確認する…保険付きや受け取り通知サービスなどがあります
- 包装する
- 必要書類を確認する…国・地域によっては書類を提出する必要があります
小包を送った場合、税関での検査を受けることになります。
どのような内容かは、国によって違います。