大暑(たいしょ)
二十四節気のうちの一つ。
新暦7月23日頃で、旧暦六月(未の月)の中気です。
夏至から約1ヶ月後で、太陽が黄経120度の点を通過する時を指します。
夏の季節の最後の二十四節気です。
梅雨が明けて暑さがもっとも厳しくなる時期です。
湿度も高くなり、最低気温が25℃を下らない熱帯夜も多くなります。
現代では「冷房時の室温28℃でも快適に過ごす」クールビズが推進されていますが、昔も「六月無礼」といって、普段よりも涼しめの服を着ることが許されました。
アブラゼミやクマゼミが鳴き、サルスベリの花が開きます。
夏の土用はこの時期に入ります。
念力のゆるめば死ぬる大暑かな
村上鬼城
焦げ臭き踏切渡る大暑の日
浜 喜久美
豆腐など食べて大暑にさからはず
高村遊子