ホワイトデー
あらためて愛を誓う日
3月14日。
2月14日の「バレンタインデー」に女性からチョコレートをプレゼントされた男性が、女性にお返しのプレゼントをする日とされています。
3世紀のローマ帝国で兵士の結婚を手助けしたとして聖バレンタイン(バレンチヌス)が処刑された1ヶ月後、そのカップルがあらためて永遠の愛を誓ったのが始まり、という説があります。
日本では大キャンペーンのおかげで広まった
日本では、昭和52年(1977年)に福岡県の石村萬盛堂がバレンタインのお返しにマシュマロを贈ることを提唱し、当初はこの日を「マシュマロ・デー」と呼んでいました。
また、昭和55年(1980年)には全国飴菓子工業協同組合がキャンディーを贈ろうとキャンペーンを行ないました。
ホワイトデーのお返しの実態
平成27年(2015年)にリサーチバンクが行なったアンケート調査によると、本命チョコをもらった20歳から59歳までの男性のうち、お菓子をお返しするのは54%でその内訳は、
- クッキー 28%
- チョコレート 25%
- ケーキ 23.8%
- キャンディー 7.9%
- マシュマロ 0.6%
でした。
義理チョコのお返しを、全員または一部にすると答えた男性は81.9%で、その内訳は、
- クッキー 32.3%
- その他のお菓子 20%
- チョコレート 16.4%
- お菓子以外 14.1%
- ケーキ 7.2%
- キャンディ 6.7%
- マシュマロ 3.3%
でした。
「あなたにとってバレンタインデー・ホワイトデーとはどんな日ですか」との設問(複数回答)には、「自分には関わりのない行事」30%、ついで「配偶者や彼女に愛や感謝を伝える日」24%、「面倒な行事」22.1%と答えています。