小雪(しょうせつ)
二十四節気のうちの一つ。
新暦11月23日頃で、旧暦十月(亥の月)の中気です。
太陽が黄経240度の点を通過する時を指します。
寒さはまだ深くなく、雪もわずかであるという意味です。
朝の冷え込みはあるものの、まだ霜は降りていない時季です。
しかし北国では早々と雪が降ったり、高い山では頂上に雪をかぶったりし始める頃です。
また、ときおり時雨れたりする時期でもあります。
このころは、各地で秋の収穫に感謝する催しが行なわれます。
小雪や月の夜干しの白野菜
細木芒角星
みちのくやけふ小雪の少し雪
辻 桃子
小雪の川に捨て猫三匹も
白戸京香