年中行事のしきたり

大正月と小正月

正月とは、旧暦では「一月」のことですが、一般的に、年の初めの諸行事を行なう1月中の日々のことを指します。

正月の行事は、元旦を中心にした日々と、1月15日を中心にした日々に分けられます。
前者を大正月 ...

初詣とは

年が変わって初めて、神社や寺院に詣でることをいいます。初参りともいいます。

氏神や土地の神、またはその年の恵方にある神社仏閣にお参りして、1年の無事と幸福を祈願します。

恵方とは、歳徳神が宿っ

雑煮の意味は何？

餅を主にして、野菜・魚介類・鳥類などを取り合わせた煮物のことです。

正月三が日に、その年に身体が丈夫であることと福運を願って食べられます。

もとは、大晦日の夜に年神さまに供えた餅と野菜

初夢はいつの夢？

新年になって初めて見る夢。
何日の夢なのかは、諸説あります。

古くは、初夢は節分の夜から立春の明け方にかけて見る夢とされていました。

江戸時代以降、大晦日の夜から元日の朝にかけ

書き初めって何をするの

年が明けて初めて書や絵を描くことで、多くは1月2日に行なわれます。

墨で半紙に、1年の抱負や目標を書いたりします。

書き初めで書かれたものは、1月15日に正月のしめ飾りなどを焼く

神社などで聖域の結界として貼られている注連縄に、飾りの付いたものをさします。
標縄・七五三縄とも書きます。

神社だけでなく一般の家庭も、正月には年神さまが来ているので聖域です。
結界を作って、災い

鏡餅って何

神さまに供えるための餅。
丸くて平たい形をしているので、鏡餅と呼ばれるようになったと考えられています。

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大小2個の餅を重ね、神仏に供えます。

お屠蘇って何？

正月三が日に邪気を払うために飲む、屠蘇散を浸した酒やみりんのこと。

屠蘇散とは、「屠蘇延命散」ともいい、中国の三国時代の名医である華佗により処方された霊薬といわれます。

現代のものは一般

行政機関・事業所の初仕事

1月4日。
行政機関などで年内の業務を始める日のことです。

「行政機関の休日に関する法律（昭和63年法律第91号）」により、行政機関の年末年始の休日は12月29日から翌年の1月3日

1月1日。
「国民の祝日に関する法律」にて「年のはじめを祝う。」と定められています。

この日の朝を元旦（がんたん）・歳朝（さいちょう）・歳旦（さいたん）などとも呼び、1年の始まりを特別に祝う風習があります

二十四節気のうちの一つ。
新暦1月5日頃で、旧暦十二月（丑の月）の正節です。

冬至から15日です。

太陽が黄経285度の点を通過する時を指します。

あと半月後にやってくる大寒よりは

人日とは

1月7日。
五節句のうちのひとつで、旧暦正月七日のこと。

人日（じんじつ）は「人の日」のことです。

古来、中国では正月一日を鶏の日、二日を狗（いぬ）の日、三日を猪の日、四日を羊の日、五

西宮神社

1月9日から11日。
えびす神は七福神の一つで、財福の神として崇拝されています。

十日戎は1月9日の「宵いえびす」から10日の「本えびす」、11日の「残り福」と3日間行われ、えびす神を祀る神社は商

1月11日。
正月にそなえた鏡餅を下げて食べる行事。

古くは正月二十日に行われていました。
武具に供えた餅（具足餅）を下ろして雑煮にすることを「刃柄（はつか）を祝う」と呼んでいたので、二十日でした

もとは1月15日だった

1月の第2月曜日。

「国民の祝日に関する法律」にて「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。」と定められています。

昭和24年（1949年）に「国